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"匠の技"に圧倒 相模原調理師専門学校で授業見学会

公開:2011年1月27日

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芸術的な氷の彫刻(上)と包丁式(下)の様子
芸術的な氷の彫刻(上)と包丁式(下)の様子

 相模原調理師専門学校(高久和雄校長)では22日、授業見学会として毎年恒例の「庖丁式・氷の彫刻」を開催。同校の生徒を含め、60人以上の観衆で校内は賑わいを見せた。 

 夏季全国大会氷彫刻大会など様々な大会で入賞実績を持つ門倉良高氏を招いた氷の彫刻の実演では、その匠の技が披露され、観衆は圧倒された様子だった。用意された氷の塊は門倉氏によって徐々に変身。1時間あまりで見事な雉子(きじ)へと姿を変えた。見学した卒業生の男性は「まさに芸術の極み。感動した」と興奮した表情だった。

 一方で四條心流会のメンバーらによる庖丁式では『祭事の鮟鱇(あんこう)』の式題のもと、素手で食材に触れず、庖丁刀でさばく技術を披露。調理師たちに古くから継承されるこの伝統技能は、食衛生の思想と食経済の合理化を実践したもので、まな板の上にある料理材料の生命に対して、感謝の気持ちを表す『一刀一礼』の作法を体現している。静かに式を見守った観客のひとりは「さばく時の迫力に圧倒された。歴史の深みを感じた」と話した。

 同校によると、この伝統技能は、毎年卒業を控える生徒たちの今後の活躍を祈願する意味も込めて、この時期の見学会で実施しているという。

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