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全国瞬時警報システム 地震や有事を速報 ひばり放送を利用し4月1日からスタート 

社会

公開:2011年2月24日

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 相模原市はこのほど、地震や武力攻撃などの緊急情報をひばり放送で知らせる全国瞬時警報システム(通称=J―ALERT(ジェイ アラート))を4月1日(金)から運用開始すると発表した。

 市は以前より危機管理の手段としてJ―ALERTの導入を検討。しかし、当初は旧相模原市域と津久井エリアの防災無線の周波数の統合、ひばり放送のデジタル化など、先に取り組むべき課題が山積していたため、見送られていた。それが、ここにきておおよその体制が整ったことから、来年度の運用開始が決まった。

 J―ALERTは人工衛星を経由して配信された国の情報を瞬時に伝達するシステム。大地震やミサイル発射、テロ情報など、緊急の事態が発生した場合に、自動的にひばり放送を通じて情報が提供される。システムを導入することで、人の手を介さず瞬時に緊急の情報を提供できるのが、最大のメリット。放送されるのは【1】地震情報【2】国民保護情報に分けられ、【1】は緊急地震速報、東海地震予知情報、【2】は弾道ミサイル、航空攻撃、大規模テロなどの有事情報のほか、緊急に住民に伝える必要がある国民保護の情報も含まれる。

 市危機管理室では「命に関わる情報を放送することになるので、身の安全を確保する手段の一つとして活用、認識してもらえれば」と話すと同時に「放送が流れた時はパニックにならず、落ち着いて行動してほしい」と冷静な対応を訴えていた。
 

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