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上溝中科学部 大島中州の謎解明 博物館で作品展示中

教育

公開:2011年3月31日

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入り口エントランスホール付近で展示中
入り口エントランスホール付近で展示中

 相模原市立博物館では、第54回日本学生科学賞神奈川県作品展(昨秋に開催)に出品された上溝中学校(西原孝校長)科学部の作品を展示している。神奈川科学技術アカデミー理事長賞を受賞した同作品の栄誉をたたえると同時に、部活動の励みとすることが目的。期間は来月3日(日)。

 この作品は、緑区大島にある相模川の中州の形成過程や土地利用の変遷を調査したもので、模造紙27枚にまとめられている。

 県内最大の流域面積である相模川の中で唯一稲作が行われるなど、常に水面より上にあることに疑問を感じたことが研究テーマの理由となった。中州および周辺の地形・地質の現地調査、砂や泥の室内分析、古地図・空中写真判読、地元住民への聞き取りなど様々な研究方法を駆使し、科学部員11人で中州形成の謎の解明に取り組んだ。その結果、数百年前から大島中州には人間の手が加えられてきたことや明治以降の土地利用の変遷などが明らかになった。

 同校では、3年連続で作品展に出場。今回の研究は中州の起源から調べるという今までとは異なる壮大なテーマだったため、調査方法に迷う生徒の姿も見られたという。それでも必要な資料を集めるなど「自分たちに出来ることから調査を重ね、一つの結論を出していく姿勢は今後も大切にしたい」と研究に参加した生徒は振り返っていた。、顧問の吉田恵一先生は、「生徒が地道に分析を重ね、良いまとめになったと思います」と笑顔を見せていた。
 

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