相模原市は21日、市内の空間放射線量の暫定基準値を毎時0・23㍃シーベルトに設定すると発表した。
この基準値は、原発事故による追加被ばく線量を国が年間1ミリシーベルト以下に抑える方針を示したことから、市が積算した。自然界の放射線毎時0・04㍃シーベルトに、追加被ばく線量毎時0・19㍃シーベルトを加えて計算されている。追加被ばく線量は1日のうち屋外に8時間、屋内に16時間滞在する生活パターンを仮定して算出した。
子ども施設での対応も
加えて、同基準値に基づき、子ども関連施設での対応基準を定めた。各施設の空間放射線量が基準値超の場合の対応と、それにともなう除去物の処理方法をまとめている。ただし、除去物の扱いについては検討中で、決まるまでは一時保管し経過観察していくという。
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