大和証券相模原支店でこのほど、ボランティア団体への助成金の授与式が行われ、NPO法人太陽の村(吉田仁代表)に目録が手渡された。
寄付を行った公益財団法人大和証券福祉財団は、同証券グループが設立50周年記念事業の一環で立ち上げた法人で、毎年福祉や医療に関するボランティア活動や調査、研究に助成を行っている。今回も個人、団体を併せ全国で74グループが選ばれ、市内では太陽の村が対象となった。
式典に出席した深田直子支店長は、市内奉仕団体に財団による助成を促してきた経緯を振り返り「間接的に活動を応援できて嬉しい。今後も役立てられたら」とあいさつ。吉田代表は「岩手県大船渡市にいる、子どもたちの心のケアに役立てます」と決意表明。今年は春と秋の2回、被災地を訪れる予定だという。