さがみてるて姫の会(根岸信行会長)は22日、旧石器ハテナ館(田名塩田)で「おりからが淵石碑」の除幕式とお披露目を行った。
同会は、相模原に伝わる照手姫伝説を市内外にPRして町おこしにつなげようと、2001年に結成。10年の区切りから昨年、解散した。活動中に石碑の建立を予定するも、適地が決まらないなどの理由から計画が進まなかったが今回、市役所の協力などもあって建立の運びとなった。
8年がかりで完成した念願の碑は、室町時代の説教集「おぐり」で、照手姫が旅立ったとされる「おりからが淵」と想定される場所に設置された。赤と黒の石はそれぞれ、照手姫と小栗判官を表し、2つは相模川を臨んでいる。伝説ではこの後二人は再会し、幸せに暮らしたとされ、「永遠に幸せになった二人をイメージした」と根岸会長は話す。
石碑の横には、同会がこれまでに公募した、1万点の短歌や俳句の作品集や広報など、活動の軌跡をまとめたタイムカプセルも埋められた。「この碑がみんなに愛され、市の名所となり、町おこしの起爆剤になれば」と根岸会長は話していた。
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