相模原市は2013年度の当初予算案を発表した。
それによると一般会計は2445億円で対前年度比1・5%の減。この減少は、経済・雇用対策として12年度の3月補正予算に事業を一部前倒し、連動性による相乗効果を図ったことによるもので、実質は対前年度比3・1%増の2559億円となる。一般会計と特別会計を合わせた予算規模は4102億円、対前年度比で3・4%の減となった。
編成のポイントは「防災・減災対策の推進」「次代につなぐまちづくり」「地方分権改革の推進」の3点。この視点で「安全で安心して暮らせるまちづくり」「夢と希望あふれる次世代をはぐくむ環境づくり」「にぎわいと活力に満ちた都市づくり」「自然の尊さ・恵みを感じ将来の地球環境を守る社会作り」「市民本位・市民参加の郷土づくり」を重点施策として設定した。
主な新規事業には「さがみはら防災・減災プログラムの推進」「大野台地区消防団詰所整備」「住まいのエコ・バリアフリー改修費補助事業」「精神障害者地域活動支援センター開設」「胃がん検診への内視鏡検査導入」「(仮称)相模原市総合就職支援センター開設」「農産物直売所開設促進事業」「横山公園陸上競技場の再活用」「『市民の声』受付・回答機能拡充事業」などがある。