電子申告の促進に一役 税務署が農協に感謝状
相模原税務署(芹口慶秀署長)で17日、感謝のことば贈呈式が行われ、相模原市農業協同組合(中里俊章組合長)と津久井郡農業協同組合(山口耕一組合長)に署長から感謝状が贈られた。
同式は、自ら確定申告書の提出ができない高齢者らを手助けし、国税庁ホームページの「確定申告書作成コーナー」を利用した確定申告の普及促進に尽力したことを評価し行われた。
両組合には同税務署まで徒歩で片道1時間以上要する場所で暮らす組合員などから、確定申告書の作成を依頼されるケースが多い。これまでは手書きでの申告書作成を補助していたが、簡単な計算ミスが発生するケースもあった。両組合では昨年11月にインターネット環境を整備したことで、2012年から同コーナーを利用した確定申告の手助けを可能にした。
同署は「両組合には、電子申告の利用、拡大にご理解をいただき、感謝している。今後も更なる普及、推進に向けた取り組みを期待している」と話した。