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和泉短大×北里大学 移動水族館がやってきた 学生主体で子育て支援

社会

公開:2013年6月27日

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 地域の子育て支援プログラム「子育てひろば はっぴぃ」を行う和泉短期大学(青葉・伊藤忠彦学長)にこのほど、移動水族館が登場した。はっぴぃアクアリウム・プロジェクトと題されたこのイベントは、同大学のボランティアサークルの学生と、北里大学(南区北里)の「北里アクアリウムラボ」の学生が企画。訪れた約30組の親子は、身近な場所で海の生物に親しめる機会を楽しんでいた。

 文科省が2012年度から進めている関東山梨地域大学連携プログラムの一環として開催された。一都三県にわたる14の大学・短大で構成されており、グループ内の学生同士が大学の枠を超えて連携し、主体的な活動を経験することで、学生の「個」の力をアップさせることが目的。グループに属する和泉短大と北里大学は立地も近いことから交流の形を模索していた。

 こうした中、北里大学では学芸員を目指す海洋生命科学部の学生がミニ水族館「北里アクアリウムラボ」を一昨年、キャンパス内に開設。地域の子育て支援に学生が参加する「はっぴぃ」を7年前から実施している和泉短大では、この活動に着目。地域の子育てをテーマにコラボできないかと4月から、学生主体で実現に向け話し合いを進めてきた。

次回は11月

 当日は生き物とふれあえるタッチプールを含め、7つの水槽が登場した。クリオネやサカサクラゲなど、近海で見られる海や磯の生物10種約20匹が並び、「魚に興味があったので良い経験ができた」と参加した親子連れは大興奮。「子どものためになるならと参加した。楽しそうに生き物に触る姿が印象的で、親子の会話に役立って嬉しい」と和泉短大ボランティアサークルの瀬戸若沙部長は話す。

 一方、「子どもが笑ってくれて嬉しかった。もっと多くの人に生き物を知ってもらいたい」と話すのは北里大学の荒井康充リーダー。今回の成果を生かし、11月23日(土)にはボーノ相模大野で一般参加のイベントを行う。移動水族館のほか、子育てに関する講演会やワークショップも実施予定。平田美智子・和泉短大児童福祉学科准教授は「校内を飛び出し地域に喜んでもらえれば学生も手ごたえを感じられる。11月に向け取り組みたい」と展望を示した。
 

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