麻布大学 125周年に向けて 相模野病院と連携
麻布大学(政岡俊夫学長)は4日、2015年に迎える同校創立125周年にあたって、より地域との連携を強化すべく、社会保険相模野病院(内野直樹病院長)と協定書を締結した。この包括協定は「研究」「人材育成」「地域および社会貢献」の連携が目的。
かねてより両者は不妊治療の分野で交流があったことから、今後は共同研究をはじめ、シンポジウムの開催も検討。将来的には夫婦のみならず、がん患者のQOL(生活の質)を見据えた不妊治療の展開も期待されている。
政岡学長は「人の健康にいかに寄与するかという使命がある中、今回の連携によって学生の育成や、更なる地域の発展に努めたい」と話した。