選挙をもっと身近に 高校生が投票所事務体験
参議院議員選挙が行われた21日、市区選挙管理委員会の若年層啓発事業の一環で、上溝高(齊藤一美校長)の生徒17人が投票所事務補助体験を行った。高校生が選挙で事務を体験するのは市内で初の試み。
生徒たちは2、3人ずつにわかれ、市内8カ所の投票所で案内や誘導などに従事。投票箱や記載台を組み立てるなど、投票所の設営準備にも携わった。
参加した佐久間匠己さん(1年)は「幼い頃から政治の世界や選挙に興味があったが、テレビ番組でしか見たことがなく、遠い存在だった。今回の体験で身近に感じられた」と声を弾ませた。