大野北地区で来年2月から運行開始予定のコミュニティバスの車体デザインがこのほど、決定した(=写真)。
デザインを手がけたのは桜美林大学に通う上田遥さん(=今号人物風土記で紹介/同大学芸術文化学群造形デザイン専修4年生)。桜美林大学・麻布大学の両校の学生からデザイン案を募集し、集まった作品の中から、地域住民らによる投票を経て決定した。「選んでもらえて嬉しい」と上田さん。車体全体を区のカラーである「さくら色」に染め、中央区の将来像「人とまち、宇宙(そら)をつなぐ中央区」をイメージしたデザイン。「今までのバスとは違う、高齢者や障害者もパッと見てわかるようなバスにしたかった。区ならではのイメージが強くもてるようなデザインを意識した」とポイントを話す。停留所の盤面やバスをPRするのぼり旗まで手掛けるなど、トータル的なデザインを担当している。
コミュニティバスは駅やバス停から一定以上の距離がある交通不便地区で、高齢者などの日頃の移動手段を確保するための公共バス。運行が開始されれば(現在認可申請中)、市内では橋本駅と相模川自然の村を結ぶ「せせらぎ号」に次いで二例目、区内では初の事例となる。
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