相模原中ロータリークラブ(瀬戸裕昭会長・以下RC)は10日、17日、大野台の特別養護老人ホーム「シルバータウン相模原」で「わんこと過ごす楽しい時間、アニマルセラピー」を実施した。
このイベントは同RCが社会奉仕活動の柱として力を入れており、麻布大学介在動物学研究室の協力を得て知的障害児と老人ホームの介護入院者への癒しの一助として行われた。動物と触れ合う効果に着目した市内RCでは独自の試みだ。
イベント当初、ぎこちなかった入居者も犬になじみ始めると「かわいい、かわいい」を連呼(=写真)。ある入居者は「昔飼ってたのを思い出した。犬はいいねえ」と笑顔を見せた。瀬戸会長は「動物が持つ癒しの力を広く知ってほしい。このイベントを通じ、福祉について気づかされることは多く、目に見える形で効果を示していきたい」と今後の抱負を語った。