2月1日から実証運行を開始する大野北地区コミュニティバスの出発式が26日、桜美林大学プラネット淵野辺キャンパスで開催された。
当日は小星敏行副市長や来賓があいさつしたほか、バスの車体をデザインした上田遥さん(桜美林大学4年)の表彰を実施。約100人が集う中、にぎやかにテープカットが行われた。
末永い運行へ
コミュニティバスは駅やバス停から一定以上の距離がある交通不便地区で、高齢者などの日頃の移動手段を確保するための公共バス。同地区では2009年から検討委員会を組織し、協議を重ね、2月からの運行開始にこぎつけた。
バスは淵野辺駅北口から矢部駅北口、馬場十字路(町田街道)を経由して淵野辺駅へと循環する(1循環50分/停留所20カ所)。運行時間は平日午前7時台〜午後7時台、土休日午前8時台〜午後6時台。運賃は大人初乗り170円(最大210円)。
今後本格運行となるには【1】1便あたりの輸送人員が10人以上【2】運賃収入が車両代等を除いた経費の50%以上の2点を満たす必要がある。まずは2年間(最大3年間)の実証運行期間での条件クリアが求められる。市では利用促進を図るため無料チケットを沿線住民に配布した。「皆さんに利用してもらい末永い運行ができるよう市も協同で取り組みたい」と市交通政策課では話していた。
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