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認知症カフェイベント 地域の役割 再確認 当事者・家族ら多数来場  「設立機運を」

公開:2014年5月29日

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参加者の中には「将来かかったら不安で」という人も見受けられた
参加者の中には「将来かかったら不安で」という人も見受けられた

 相模原地区における認知症カフェのあり方検討・開設実行委員会が主催して、「認知症カフェイベントinさがみはら」が24日、ベルヴィ相模原で開催された。相模原市、社会福祉法人相模原市社会福祉協議会ら後援。

 「認知症になっても安心して暮らせる街、さがみはらへ」をテーマに行われた同イベント。当日は当事者、家族ら150人以上が来場。市職員や市社会福祉協議会、民生委員らも加わり、用意された様々なコーナーを通じて認知症の当事者や家族を地域で支えていく仕組みなどについて理解を深め合った。

「かかりつけ医」の重要性に理解を

 講演では、北里大学医学部精神科学相模原市認知症疾患医療センターの高橋恵子さんが講師を務め、認知症の症状、対処について表などで示しながら説明。身体的な疾患が認知症に起因することから、かかりつけ医を持ち、日常から体のケアに努めていくことや、診察にかかる際に第三者を同伴することの重要性を説いた。参加者らは、コーヒーを飲みながらリラックスした雰囲気で講演に聞き入っていた。当日はコーナーとして、音楽療法なども実施。楽しみながら認知症を理解する試みも設けながら、地域全体で認知症の当事者や家族を支えていく仕組み、役割について再確認した。

 同委員会の市川勝代表世話人は「遠方で来られなかった人もいる。各地ごとに認知症カフェが常設されることへのニーズが確認できた。次につながる」と話し、設立への機運を実感している様子だった。イベントにはテレビ局なども訪れるなど、関心の高さがうかがえた。

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