神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS

第35回全日本ヤング/ジュニア総合馬術大会(全日本総合馬術ジュニアライダー選手権)で優勝した 大岩 桃子さん 東淵野辺在住 17歳

公開:2014年6月26日

  • LINE
  • hatena

”2人”で嬉しいブルーリボン

 ○…「馬やってるんだ」「え?馬?」と、最初はいつも驚かれる。しかし写真をみせ、魅力を語っていくと、たいていその可愛らしさに気付いてもらえるそうだ。「最初はツンツンしているけど、話しかけたりしているうちに、だんだん懐いてくる」。馬術競技では馬に運動をしてもらうため、”言葉の通じない相棒”との信頼関係構築が大きな仕事だ。「考えていることが通じ合えたとき、いい結果が出るんです」。今回は優勝という最高の結果で表れた。

 ○…地元の小中学校を卒業し、現在は八王子市にある聖パウロ学園高校エンカレッジコースに通う。馬術部に所属し、14人の部員とともに日々校内の施設で練習に励む。馬との出会いは小学2年。相模原麻溝公園ふれあい動物広場で開かれているポニー教室に参加し、数日間にわたりポニーと触れ合い、動物と一緒に過ごす喜びを知った。その後、教室の延長で蓼科の牧場でのキャンプに参加。馬の世話や乗馬を楽しみ、その思いはさらに増していった。

 ○…小学3年生からは同広場のボランティアになり、ポニーの世話や教室の手伝いもするように。4年生になると乗馬クラブへ通いだし、馬術の競技大会へも出場。「馬漬けの日々。私から馬をとったら何も残りませんよ」。自分の部屋には、さすがにポスターは貼っていないものの、馬の写真はたくさんあるそう。

 ○…今大会は大好きな馬「ルップランド号」(10歳)と出場した。彼は北海道で生まれた元競走馬のサラブレッド。「大きい馬に負けたくない」。そして「(優勝するともらえる)ブルーリボンをあげたい」と強く思った。しかし、3日間にわたる大会は緊張の連続。最終日の障害ではいきなりのジャンプ失敗も。が、「最後まで諦めない」と競技中、彼にずっと声をかけ続け最後に粘りをみせ、大会初出場で初優勝。”2人”そろって「初」の喜びを手にした。「ご褒美に人参とリンゴをたくさんあげました」

相模原市のご葬儀

ニーズに応じた家族葬プランをご用意

https://ceremonyhouse.jp

<PR>

さがみはら中央区版の人物風土記最新6

中川 裕可里さん

機織り職人として活躍し、大島紬の継承に注力する

中川 裕可里さん

相模原在住 34歳

4月11日

伊藤 恵子さん

「Feel度Walk」と「知図」を子育てイベントや市との協働事業などで実践する

伊藤 恵子さん

中央区在住 38歳

4月4日

小池 優華さん

第77回全日本学生音楽コンクール全国大会フルート部門で第1位に輝いた

小池 優華さん

南区在住 16歳

3月21日

古今亭 佑輔さん(本名:高橋 友里恵)

3月2日に相模原市民会館で開催された寄席に出演し、若手落語家として活躍している

古今亭 佑輔さん(本名:高橋 友里恵)

相模原市在住 30歳

3月14日

佐藤 利章さん

10周年を迎えたNPO法人車椅子の会サイレントフットの会長を務める

佐藤 利章さん

南区在住 59歳

3月7日

後藤 陽子さん

「第76回優良公民館表彰」を受賞した星が丘公民館の館長を務める

後藤 陽子さん

横山在住

2月29日

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 4月6日0:00更新

  • 3月30日0:00更新

  • 3月23日0:00更新

さがみはら中央区版のあっとほーむデスク一覧へ

バックナンバー最新号:2024年4月24日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook