神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS

(公社)県宅地建物取引業協会相模北支部の新支部長に就任した 山田 隆さん 星が丘在住 56歳

公開:2014年7月10日

  • LINE
  • hatena

地道に地元で 意地貫く

 ○…5月の総会での選任を持って、宅建相模北支部に加盟する市内348社を支える屋台骨となった。協会の取り組みを推進しつつ、加盟企業の利益も考えていく重要な役どころ。重責を担うことになり、さぞや心中に迫るものがあるのではと思えば、「支部長になって変わったのは、呼び名が山田さんから、支部長になったくらい」と涼しい顔だ。

 ○…生まれも育ちも星が丘。法科の専門学校を卒業後、市内緑区の不動産会社に入社。成果がすぐに反映される歩合給だった職場で額に汗して働いていた20代半ば、肺炎で床に伏した。それが転機となり、独立開業。地元に腰を据え、一から出直した。バブル隆盛の最中、順調に業績を伸ばしたが、弾けても持ち堪えられたのは、土地売買に頼らず、賃貸物件等の管理を一手に引き受け、丁寧な仕事を地道に積み上げてきた結果だと自負する。週2、3回は地主との食事に付き合い、送迎するなど苦労した経験も信頼へとつながった。「地元だから、とにかく気持ちを入れて仕事したよ」

 ○…旅行が好きで、妻とはよくグルメ旅に出かける。全国津々浦々を訪ね、都道府県は渡り尽くした。特に北海道は大のお気に入りで、野寒布(のしゃっぷ)岬の花咲ガニ、礼文島の生ウニなど食とともに思い出がよみがえる。17年所属する地元消防団の上溝第一分団のメンバーとは仕事はもとより、遠出やゴルフも楽しむ。公私ともに欠かせない仲間たちだ。

 ○…不動産は一生の買い物という認識がある中で、取引上の規制に緩さを感じている。そこで顧客ニーズに応えるために、支部の取り組みの一つとして相談業務に力を注ぐ方針。すべては「顧客に信頼される不動産」になるため。「(不動産の)悩みがあったら何でもアドバイスしてくれる、そんな支部になれば」と決意をみなぎらせる。支部のあるべき方向を示す、その表情からは、顧客の依頼に真摯に向き合い続けてきた意地が垣間見えた。

さがみはら中央区版の人物風土記最新6

東 正充(あずま まさみ)さん

相模原商工会議所青年部(相模原YEG)の第28代会長に就任した

東 正充(あずま まさみ)さん

南区在住 42歳

4月25日

中川 裕可里さん

機織り職人として活躍し、大島紬の継承に注力する

中川 裕可里さん

相模原在住 34歳

4月11日

伊藤 恵子さん

「Feel度Walk」と「知図」を子育てイベントや市との協働事業などで実践する

伊藤 恵子さん

中央区在住 38歳

4月4日

小池 優華さん

第77回全日本学生音楽コンクール全国大会フルート部門で第1位に輝いた

小池 優華さん

南区在住 16歳

3月21日

古今亭 佑輔さん(本名:高橋 友里恵)

3月2日に相模原市民会館で開催された寄席に出演し、若手落語家として活躍している

古今亭 佑輔さん(本名:高橋 友里恵)

相模原市在住 30歳

3月14日

佐藤 利章さん

10周年を迎えたNPO法人車椅子の会サイレントフットの会長を務める

佐藤 利章さん

南区在住 59歳

3月7日

相模原市のご葬儀

ニーズに応じた家族葬プランをご用意

https://ceremonyhouse.jp

<PR>

あっとほーむデスク

  • 4月6日0:00更新

  • 3月30日0:00更新

  • 3月23日0:00更新

さがみはら中央区版のあっとほーむデスク一覧へ

バックナンバー最新号:2024年4月25日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook