区ビジョン実現へ新組織 異業種・若者が参加し取組み
中央区の将来像を示す、区ビジョンの実現を図る新組織「中央区安全・安心と夢・希望のプロジェクト」実行委員会の初会合が21日、市役所で開催された。
同委員会は、これまで区民会議や各地区のまちづくり会議で議論されてきた検討課題を実現させる「実行部隊」としての役割を担う。課題の実現を通じて、各地域の地域活動団体や市民活動団体の活動を後押しし、各地域で解決すべき課題への取り組みを加速化させるねらいがある。プロジェクトは、「安心・安全」と「夢・希望」の2つのテーマを設定。実行委員会内にテーマに沿った個別案件の実現をめざすプロジェクト部と、戦略的な広報活動を展開する広報宣伝部を設置し、両面で実行を図っていく。
当日は、各業種の関係者ら27人に加え、佐藤浩三中央区長をはじめとした中央区・市の担当者らが参加。佐藤区長は今回のプロジェクトに対し、決意を持って臨んだ経緯を明かした上で、「区制となって5年目。区民の方々に安全安心、夢と希望を持ってもらえるよう、力を尽くしていきたい」と抱負を語った。
会では、今後の進行スケジュールを全体で確認。会の位置づけについても議論が交わされ、区民会議の検討課題を実行していく組織という認識で一致した。委員会の運営体制については、平林清・光が丘自治会連合会会長が委員長に選出された。次回は9月12日(金)に開かれる。
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