日本女子サッカー2部にあたるチャレンジリーグから、県内初のなでしこリーグ(1部)昇格を目標に掲げて臨んだ3季目。序盤戦は4勝3敗と出遅れたものの、その後12勝1分と盛り返した。昇格争いはシーズン終盤までもつれ込み、スペランツァFC大阪高槻、日本体育大学女子サッカー部との三つ巴に。星を落とせない状況の中、残り2節で1分1敗と結果が出せず、惜しくも昇格圏外の3位でシーズンを終えた。
11月29日から元日まで開催の皇后杯全日本女子サッカー選手権大会では、今季のなでしこ王者、浦和レッズレディースに屈し3回戦で敗退したものの、2回戦で南野亜里沙選手がハットトリックを決めるなど収穫も見られる大会だった。
今シーズンを振り返り菅野(かんの)将晃(まさあき)監督は「自分たちのミスや試合終了間際の失点など、あと少しの集中力が足りなかった」としながらも、来季へ向け「南野など新人3名の活躍に更なる期待が持てる。昇格争いをした経験を生かしたい」と話した。
来季から日本女子サッカーリーグは3部制(なでしこ1部・2部、チャレンジリーグ)となる。ノジマはなでしこリーグ2部に所属し、1部昇格をめざす。尾山沙希キャプテンは、「来季への土台は作れたと思う。来年は必ず昇格します」と誓った。
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