整備された同地区内の住環境をアピールする笹野委員長
横山南部３・５丁目まちづくり協議会（笹野賢司委員長）はこの度、同自治会エリア内の地権者に対して、住環境保護を目的にこのほど策定した「地区計画（案）」について意向調査を行うこととした。計画案には、建築物の用途、建築物の敷地の最低限度面積、壁面位置の制限などが表記されている。
同地区は、二つの街区公園を有し、近隣には横山公園や、育児・教育施設もある。神奈川県住宅供給公社による宅地開発を契機に、昭和30年代後半から戸建て住宅を主体に、ゆったりとした調和のある街並みで、生活環境には恵まれた土地だという。半世紀にわたって守られてきた住環境を保護するため、同協議会では９年に渡って敷地面積の調査や説明会を開催したり、まちづくりアドバイサーからの指摘・指導を受けるなど、さまざまな角度から協議を行ってきた。
その結果を計画案としてまとめ、現在、計画についての意向調査を行っている。同協議会は地権者全員の賛同を得ることを目的としているという。
笹野委員長は、「生活基盤となる今の住環境を守るため、ご理解・ご協力を頂きたい」と話している。
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