昨年秋の褒章で、業務に精励し他の模範となる人を対象とする黄綬褒章を受章した公益社団法人神奈川県宅地建物取引業協会会長の坂本久氏((株)山久建設不動産・代表取締役)を祝う受章祝賀会が14日、横浜市内で開催され、全国の同協会関係者のほか、多くの議員らが詰めかけた。
(公社)全国宅地建物取引業協会連合会の伊藤博会長、甘利明・経済再生担当大臣らをはじめ、黒岩祐治県知事、国会議員らが続々と登壇し、坂本会長に受章への祝辞と不動産業に従事したこれまでの功績に対しねぎらいの言葉を述べた後、坂本会長があいさつ。受章に触れ、「大変重く受けとめ、身に余る思いだった」と振り返るとともに、「多くの方々に出会い、学ばせていただき、改めて私が築いてきた財産は人だったんだと、しみじみ感じました」と満場の参加者に感謝の意を示した。加えて、今後始まる宅地建物取引士資格などを受け、「不動産業界が盛り上がれば、世の中は必ず良くなると確信している。会員目線を決して忘れず、常にポジティブに取り組み、努力を続けていきたい」と力強く意気込みを語ると、会場はひと際大きな拍手に包まれた。