第24回JABA山梨県知事杯争奪社会人クラブ野球関東甲信越大会の1回戦が10日、山梨県の山日YBS球場で行われ、田名の社会人野球チーム「相模原クラブ」が静岡硬式野球倶楽部(静岡)を相手に7対0の7回コールド勝ちを収めた。この試合で先発した広谷達也投手が7回参考記録ながら無安打無得点(ノーヒットノーラン)を達成した。
広谷投手は高校卒業後同クラブに所属した19歳の右腕で、伸びのあるストレートが持ち味。同試合では終始ストライクが先行し、打たせて取るピッチングで相手打者を抑えた。スライダーやチェンジアップなど変化球のキレも良かった。
同クラブは翌11日の日本ウェルネススポーツ大学(茨城)との2回戦も8対4で勝利したが、12日の準決勝で全府中野球倶楽部(東京)に5対13の7回コールド負けを喫し、敗退した。同クラブに勝利した全府中野球倶楽部はその後の決勝も制し、優勝を決めた。
同大会の敗退で、同クラブは2015年の公式戦全日程を終えた。1年間を振り返り、岩永一志監督は「ノーヒットノーランを達成した広谷をはじめ、若手が力を付けた1年だった。新しい戦力の台頭はチーム全体の底上げになりありがたい」と話し、2016年のさらなる飛躍を誓った。
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