11月の児童虐待防止推進月間にあわせ和泉短期大学(青葉/佐藤守男学長)の学生らはこのほど、市内の各駅で子どもの虐待防止を訴える「オレンジリボン運動」を行った。
同運動は、2004年に栃木県小山市で起きた児童虐待事件に端を発する。全国の短大の中で唯一児童福祉学科を構え、普段から子どもたちと接することの多い同大では2009年から、学生自らキャンペーンのシンボルカラーであるオレンジ色のリボンを作成し、啓発を目的に配布している。
学生らは9日に相模大野駅で、11日に橋本駅でそれぞれ運動を実施。道行く人々に児童虐待防止を呼びかけながら、オレンジリボンや市印刷広告協同組合制作のメッセージカードをおよそ1000個配布した。