市立淵野辺小学校(小泉和義校長)で12日、JAXAの職員・大竹真紀子さんによる宇宙に関する授業が行われた。
当日は、JAXAで月周回衛星「かぐや」による月面分光観測データを用いた月の起源と進化の解明や将来的な月着陸探査に向けた分光観測機器の研究を進めている大竹さんが、6年生を前に、月をはじめ、宇宙におけるさまざまな事象などについて解説。JAXAが実際に撮影した月面の写真なども披露され、児童は真剣な様子で耳を傾けていた。授業の終盤、質問の時間が設けられると、「月が地球からだんだん離れていると聞いたことがありますが、どうして離れていくのですか」「地球と同じように生命のある惑星はいくつありますか」など児童からは次々と質問が飛び出し、大竹さんは時折、想定外の質問に驚きながらも丁寧に答えていた。あわせて2030年頃まで、ロケットなどの打ち上げが計画されていることを紹介。「この中から宇宙飛行士が生まれているかもしれませんね。もし、興味があったらぜひ一緒に研究しましょう」と児童へ呼びかけた。
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