歯の健康は、全身の健康と密接に関わっていることをご存じだろうか。歯と口をケアすることは、虫歯や歯周病を予防するだけでなく、全身の健康を保つ意味でも大切になるだろう。
区内の歯科医院によると、日頃出来る口腔ケアとしては、毎日の歯磨きはもちろんのこと、甘味食品の量を制限し栄養バランスのとれた食事を採ることなどが重要になるという。このほか、身近な歯科医院で定期的に健診を受けることも大事だそう。
加えて「お口の体操」の実施も勧めている。これは、舌の体操や、頬を膨らませたり引っ込める運動を行うことで、高齢者が起こしやすい誤嚥性肺炎などの防止に繋げるもの。口腔ケアに加え、こうした口腔機能の低下を防ぐことも大切になるのだそう。
災害時はどう対処?
地震など自然災害が発生した際、避難所では歯ブラシや水もなく、口腔の清潔を保てない状況下に置かれることが予想される。こうした中でも行える口腔ケアについて「神奈川県保健福祉事務所歯科医師・歯科衛生士研究会」によると、【1】唾液を出しやすくするために食前食後、口や舌の体操や唾液腺のマッサージをする【2】濡らしたガーゼやタオルなどを手指にまいて、歯ブラシ代わりに歯や歯茎をマッサージしながら汚れをふき取る、一時的な対処としては、こうした方法が紹介されている。
歯の健康を守るためにも実践してみては。
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