神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS

4月から神奈川県タクシー協会相模支部相模原地区会の会長に就任した 大畠 雄作さん 南区御園在住 50歳

公開:2016年6月30日

  • LINE
  • hatena

時代を読み難題に挑む

 ○…所有車両約480台、相模原市内に拠点を置く18事業所を束ねるトップに就く。昨年まで、同地区会の事務局長を10年以上に渡り務めたこともあり、まとめ役には抵抗はなかったが、そこはやはり会長。「改めて身が引き締まる思いだった」。時代の変化に左右されやすいタクシー業界。進む先には人手不足など、一筋縄ではいかない難題が待ち構えるが「先輩方が培った伝統を生かしつつ、時代に即した事業を行い、課題を解決したい」と意欲を見せる。

 ○…前職はホテルマン。些細なミスも許されない厳しい職場で、サービス業の精神を叩き込まれた。大きな転機は、職場で出会った現在の夫人と結ばれたこと。結婚を機に夫人の父親が営むタクシー会社へと転身。当時は「サービス業としてのタクシー」という認識が薄く、乗客に対し横柄な態度を取る運転手も少なくなかったが、専務として根気強く社員を説得し、接客態度の改善に取り組んだ。転職から10年、社長に就任すると同時に同地区会に加入する。事務方として行政とのパイプ役を担い、タクシー乗り場のルール作りに奔走。誰もが心地よく利用できる環境を整備し、会を縁の下から支えた。

 ○…「仕事人」だった先代を見習い、ほぼ年中無休で働く。仕事を早く切り上げてたまに行うゴルフは束の間の休息。ただ、リフレッシュ目的で行くはずが、上手くいかないとストレスを募らせることも。「これじゃあ、仕事の方が落ち着くのかも」。こんなところまで先代に似ている。

 ○…タクシーはあれど、担い手がいない。そんな状況を案ずるほど、人手不足は深刻だ。そんな難題に対し「できる範囲で待遇面を改善する。その上で、業界のイメージアップに取り組んでいく」と、課題解決への確かな筋道を示す。トップとして、時代の流れを的確につかみ、押し寄せる荒波を乗り越えながら、会を牽引していく。

さがみはら中央区版の人物風土記最新6

東 正充(あずま まさみ)さん

相模原商工会議所青年部(相模原YEG)の第28代会長に就任した

東 正充(あずま まさみ)さん

南区在住 42歳

4月25日

中川 裕可里さん

機織り職人として活躍し、大島紬の継承に注力する

中川 裕可里さん

相模原在住 34歳

4月11日

伊藤 恵子さん

「Feel度Walk」と「知図」を子育てイベントや市との協働事業などで実践する

伊藤 恵子さん

中央区在住 38歳

4月4日

小池 優華さん

第77回全日本学生音楽コンクール全国大会フルート部門で第1位に輝いた

小池 優華さん

南区在住 16歳

3月21日

古今亭 佑輔さん(本名:高橋 友里恵)

3月2日に相模原市民会館で開催された寄席に出演し、若手落語家として活躍している

古今亭 佑輔さん(本名:高橋 友里恵)

相模原市在住 30歳

3月14日

佐藤 利章さん

10周年を迎えたNPO法人車椅子の会サイレントフットの会長を務める

佐藤 利章さん

南区在住 59歳

3月7日

相模原市のご葬儀

ニーズに応じた家族葬プランをご用意

https://ceremonyhouse.jp

<PR>

あっとほーむデスク

  • 4月6日0:00更新

  • 3月30日0:00更新

  • 3月23日0:00更新

さがみはら中央区版のあっとほーむデスク一覧へ

バックナンバー最新号:2024年4月26日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook