上溝南小学校(西山俊彦校長)で7日、5・6年生の児童ら196人と、(公財)梅若研能会の能楽師が能や狂言の共演を果たした。
文化庁の「文化芸術による子供の育成事業」として、子どもたちに本物の文化芸術に触れてもらおうと実施された同取組み。児童らはこれまで、能楽師から能や狂言についての話を聞いたほか、摺り足や能面をつける体験など、今回の「能・狂言の公演」に向けて、練習を重ねてきた。
当日はプロの能楽師による狂言「柿山伏」や、能の演目「船弁慶」が公演された。「柿山伏」では柿を取るため一生懸命に石を投げる山伏の「やっとな」という掛け声に笑いが起こるなど、児童をはじめ先生や駆けつけた保護者らも能楽に興味津々。能では「船弁慶」の主役「義経」を6年生の石井遼哉君(11)が務め、「初めて能に触れました。セリフやどこでどんな動作をするか覚えるのが難しかったです」と語るも、堂々たる演技で観客を魅了した。
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