神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

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上溝夏祭り実行委員長に就任した 小林 充明さん 上溝在住 65歳

公開:2016年7月21日

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ずっと住んでいたい町に

 ○…江戸時代から二百年以上にわたって受け継がれてきた「上溝夏祭り」。2日間で40万人以上の来場者を迎え行われる祭りの舵取り役を担う。「皆が楽しめる祭りにしたい」。県北最大規模を誇ると言えど、市内での認知度は未だ低い。そのため、祭り当日は上溝駅前での地元囃子連による演奏披露など新しい試みを取り入れ、周知に力を入れつつ、終わればこれまで当日のみ行っていたゴミ拾いを翌日朝にも行うなど地元への心遣いも忘れない。

 〇…愛川生まれ、相模原育ち。5人兄妹の長男として家計を助けるため、小学4年生から学業の傍らアルバイトに勤しんだ。経験した仕事は30を超える。高校卒業後は、とにかく地元に貢献したいと市役所に就職を果たした。自治会活動にかかわるようになったのは17年程前。地元の上溝・田中自治会の会長に声をかけられ、地域に恩返ししたいとの思いで加わったのがきっかけ。会計、庶務などを歴任し、会長に就くと、市が誇るランドマークにしようと「上溝さくら公園」の新設に尽力。旧食肉公社跡地に県内でも珍しい8種類の桜が咲く公園設立を実現させた。今年4月、推薦を受ける形で上溝地区自治会連合会長に就任。同時に夏祭り実行委員長となった。

 〇…町づくりのけん引役として活躍できているのは、内助の功あってこそ。外ではテキパキ仕事を進める「会長」も家では「ぼーっとしていることが多い」。うっかりやり過ごし、妻から「時間大丈夫なの?」と発破をかけてもらうこともしばしばだと笑顔がこぼれる。

 〇…「上溝にはやらなければならないことがいっぱいある。中でも福祉の必要性は大きい」。そう感じていた矢先、実母が交通事故に遭い、要介護状態に。母の介護にあたりながら、地域がはらむ福祉の課題に直面。今後は介護を受ける人もする人も地域全体で支える町づくりをめざす。「ずっと住んでいたい町」の実現に向け上溝をリードする。

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