犯罪抑止と防犯意識の向上をめざし、大野北地区に導入された青色防犯パトロールカー(以下青パト)が13日から巡回を開始した。青パトの導入は中央区内で6台目。大野北地区では初めてとなる。
同地区では近年、空き巣やひったくりの被害が多発しているほか、高齢者の自転車事故などの件数も年々増えていることから、昨春から同地区自治会連合会を中心に犯罪抑止に向けた本格的な取組みについて話し合いが持たれてきた。その中で、以前レンタカー代をはじめとする多額の費用を理由にとん挫した青パトの巡回が再度構想に上ったことで、同地区では、福祉事業を行う日本財団の助成金などを元手に乗用車を購入。警察車両のような白と黒のツートンカラーに塗り、本格的なパトロールの実施にこぎつけた。 パトロールに先立ち、13日当日に行われた出発式には衆議院議員、市議、警察関係者ら多くの来賓が出席。小山秋彦区長はあいさつで、「防犯意識が高められ、犯罪のない暮らしやすい地域になってくれたら」と話すと、河本博同連合会会長は「今後は地域の皆様の協力のもと、(青パトを)活躍させていきたい」と決意をにじませた。
パトロールは午前と午後に実施。主に児童・生徒の登下校時の予定で、見回りを強化していく考えだ。
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