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上溝の写真家則直泰さん 木造校舎を撮り続け20年 子どもの一瞬を後世に

文化

公開:2016年8月25日

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 区内上溝に事務所を置くプロの活動写真家・則直泰さんが、全国の小中学校を巡り全校児童とその校舎の写真を撮影して回っている。約20年間で撮った学校の写真は500を超える。

 「全国を巡る中、子どもの数が年々減ってきていることを感じます。子どもは宝です。私の写真を見て何かを感じていただければ」

 則直さんが小中学校を回り始めたのは1996年。当時1000校近くあった木造校舎が年々減っていく点に注目し「地域の顔でもある学校の校舎と全校児童が一緒に写っている姿を残したい」と全国を巡回した。これまでの作品の中には、4月に焼失した青根小(緑区)などもある。

 東京五輪の開催が決定した一昨年からは「世界に向け、日本の子どもたちの姿を発信したい」と木造校舎にこだわらず、特色のある学校や保育園にまで撮影対象を広げ活動を展開。校舎を背景に全校児童を撮影するスタイルは変えず、撮影頻度を増やし活動を続けている。「都会も田舎も、環境は全く違いますが、子どもの姿は全く変わりません。子どもの素晴らしさを伝えていければ」と則直さん。

 現在は、北海道礼文島で『1万の瞳・メッセージ展覧会』を開催、20年間の集大成を展示している(10月末まで)。「写真に興味がない人を含め、多くの人に見てもらいたいと思っています。全国各地で同様のものを開催できたら」と話した。

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