第27回全日本マスターズ混成陸上競技選手権大会が石川県で7月30・31日の2日間にわたり行われ、陽光台在住の石川信夫さん(81)が十種競技(80〜84歳男子の部)で栄冠に輝いた。自身が持つ日本記録を更新することはできなかったが、同大会での優勝は7年連続という快挙。
スキーでアスリートとしてのキャリアを始め、バレー、バドミントン、テニスなど数々のスポーツ経験を持つ石川さん。マスターズ陸上には50歳の時に当時の会社の先輩の誘いをきっかけに参加した。以来、陸上競技の魅力にのめりこみ、60歳の頃から各大会で毎年数々のメダルを獲得、「鉄人」と評されている。昨年フランス・リヨンで開催された世界選手権大会では金2個、銀3個、銅2個の計7個のメダルを獲得するなどめざましい躍進も見せているアスリートだ。
2017年世界マスターズ「世界記録更新狙いたい」
御齢81歳の現在は、腹筋108回に3000段以上の階段の昇り降りが毎朝の日課という石川さん。アスリートとしての顔のほか、市陸上競技協会主催の陸上教室のコーチとして200人以上の小学生へスポーツ指導も行っている。
石川さんが次に見据える舞台は、2017年3月に韓国で開催される世界マスターズ室内陸上競技選手権大会。走り高跳び、走り幅跳び、砲丸投げ、60mハードル、1000m走の「五種競技」をメインに挑戦する予定だ。
石川さんは「昨年の世界選手権では個人種目で金メダルがとれなく悔しい想いをしました。今は走り高跳びを中心に砲丸・ハードルを徹底的に鍛えているところです。『五種競技での優勝』と『世界記録の更新』をねらいたい」と意欲を燃やしている。
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