昨年リニューアルし、改称した「さがみ仁和会病院」(伊藤良仁病院長・相模原4の11の4)は、2期工事が8月に完了したことから9月より本格開院した。
同病院は昨年6月、旧相模原伊藤病院で2度目の改築を契機に病院名の改称に踏み切り、運営する医療法人社団仁和会の名と、地域性を考慮したさがみの名を加えて「さがみ仁和会病院」とし、1期工事の完了後に再スタートを切った。今回の本格開院は2期工事の完了を受けたもので、併せて、9月から整形外科に常勤医師が着任。整形手術が可能となったことで、整形外科の二次救急にも対応できるようになった。
加えて、病棟もリニューアル。これにより一般病棟が60床(整備前28床)、療養病棟は24床(同56床)となった。駐車場も増設されている。
2期工事が完了したことで、2012年から進められてきた改築工事はすべて終えたことになる。同病院の担当者は「9月にフルオープンという形で診療を開始した。今後はスタッフの充実を図るとともに、さらなる地域の救急医療体制の構築をめざして、より一層努力していきたい」と話している。
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