市内で活動する「障害者の生活を創る会」は13日、障害者が地域で当たり前に暮らせる社会の実現を求めて、相模原駅前通りから市役所までアピール行動を行った。
同会は2005年、障害者当事者や家族、支援者らで発足。障害者総合支援法をはじめ障害者の生活に関わる問題に取り組んでいる。
市内では今年7月、障害者施設「津久井やまゆり園」で入居者19人が死亡、25人以上の負傷者を出した殺傷事件が起きている。アピール行動を行ったメンバーらは「どんな障害があっても当たり前に生きたい」「障害者を生きさせろ」と声を上げ、障害者の生活や人権の尊重などを訴えた。
同会は今後、障害者福祉制度の充実などを求める要望書を市に提出する予定。