相模原警察署前の国道16号線沿いに今月から、新たな啓発看板が掲げられている。内容は麻薬・覚醒剤乱用防止を呼びかけるもので、「薬物乱用は『ダメ。ゼッタイ。』」と書かれている。
これは「地域に根差した奉仕」をモットーに市内の事業者などが参加する奉仕団体、相模原シティライオンズクラブ(小泉亮一会長)の発案で制作。盲導犬育成事業や献血活動のほか、青少年育成事業として、日ごろから市内の小・中学校で「薬物乱用防止教室」などの活動を続ける同クラブが、今年100周年を迎えるライオンズクラブ国際協会の記念事業「レガシー・プロジェクト」の一環で設置した。薬物乱用の危害について地域住民に周知し、認識を高めてもらうため、市、相模原署の協力を求めた。
厚生労働省の発表によると、今年、大麻事犯の検挙者数は昨年比で増加傾向にある。検挙者数のうち20歳代および未成年者の比率は近年減少傾向にあるものの、同クラブでは「検挙者数全体の増加傾向が危惧されています。市民一人ひとりにより認識を高めていただけるように、今後も薬物乱用防止教室など精力的に活動していきたい」としている。
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