地元サッカークラブSC相模原は11月21日、けやき会館(富士見)でスポンサー企業や関係者を招き2016年のシーズン報告会を行った。
当日はクラブ所属の全選手が登壇し、会場には200人以上が集まった。はじめに今季途中から指揮を執った安永聡太郎監督が、就任後の成績が1勝2分7敗に終わったことを陳謝した上で、「チームとしての軸が定まらず、結果が伴わなかった。今シーズンの失敗を財産にしていきたい」と、指揮官として自身初となるJリーグでの戦いを振り返った。
続いて、今季から加入し、チームのキャプテンを務めたGK川口能活選手は「今年の悔しさを繰り返さないように、更なる努力を続け、来シーズンはこの場で笑顔であいさつしたい」と来季の飛躍を誓った。その後、参加者は選手らとともに歓談を楽しみ、地域貢献活動に積極的に取り組んだ選手の表彰や抽選会などが行われ、時折笑い声も起きる和やかな雰囲気で行われた。
SCは今季、11節終了時点でリーグ首位に立つなど健闘を見せたが、夏以降は低迷が続き、J3参入後過去最低の11位で2016年シーズンを終えた。
在籍6年、天野が引退
SCは11月26日、2011年から在籍するDF天野恒太選手の今季限りでの現役引退を発表した。チームのJFL昇格にも貢献した天野選手はクラブの公式HP上で「相模原に在籍した6年間は、言葉に表せないくらい感謝しています。いいサッカー人生が送れたと思います.」と別れの言葉を綴った。
SCは他にもDF寺田洋介選手の今季限りでの現役引退と、FW井上平選手、DF成田恭輔選手、MF牧内慶太選手が今季限りで退団することを発表した。
(情報は11月28日時点)
|
<PR>
さがみはら中央区版のローカルニュース最新6件
|
|
|
|
|
|