上溝を拠点に活動する硬式野球チーム「海老名リトルシニア」(飯塚良二監督)が11月12日、南関東支部(神奈川・静岡)の56チームで頂点を争う「クラストカップ」で準優勝した。
神奈川県と静岡県内のリトルシニアが県内予選を行い、各1位が決勝、2位が3位決定戦に進む同大会。17回目を迎える本大会は秋開催の最後の大会として位置付けられる大一番となる。
10月初めの「秋季大会」を制し、今大会の優勝候補筆頭に挙げられていた海老名リトルシニア。初戦を不戦勝で勝ち上がり、2回戦は11点を奪い完勝した。
厳しい試合となったのが3回戦。初回から先制するも中盤に追いつかれ、逆転を許すも、その裏で追いつくシーソーゲームを展開。最終回にサヨナラ勝ちし、劇的な勝利を収めると、この試合が大きなカギとなり、県1位までのぼりつめる快進撃を続けた。決勝は静岡1位チームに惜しくも敗れたが、準優勝を飾った。
大会を振り返り飯塚監督は「並行して行われていた関東大会でもベスト8に入り全国へのシード権を手にした。ハードなスケジュールで体調管理が難しい中、選手たちは良く頑張った。惜敗を次の大会に活かしたい」と選手たちを称えた。