神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS

かながわ子ども・子育て支援大賞で奨励賞を受賞した「神奈川わかものシンクタンク」で代表理事を務める 岡 歩美さん 並木出身 31歳

公開:2017年1月19日

  • LINE
  • hatena

「地域のつながり」で生きる

 ○…美容師や気象予報士など様々な分野で活躍する若者が集まり、各々の専門的な知識や技術を結集して地域の課題に取り組む市民団体「神奈川わかものシンクタンク」。その代表理事を務め、相模原市などを拠点に活動を展開する。昨年には子ども・子育て支援活動のモデルとなる団体や個人に贈られる「かながわ子ども・子育て支援大賞」の奨励賞を受賞。「『地域』ではなく、『地域のつながり』で子どもの生きる力を育むことが大切」と理念を掲げる。

 ○…並木出身。中学時代、親から虐待を受けている友達を助けられなかった苦い経験から、心理カウンセリングについて独学を始めるように。大学はその道の先進国であるアメリカへ。卒業後は現地で、虐待を受けた少女たちの自立支援に従事した。そこで、地域の大学や団体が主催する講座などに参加するうちに、子どもたちが目の輝きを取り戻していく姿を目の当たりにし、地域一体となって子どもを支援する場が多く存在する、アメリカの環境に共鳴。「この体制を日本でもつくりたい」との思いが、団体の立ち上げに結実した。

 ○…「活動がリフレッシュの場」というほど、みなぎるパワーは底知れない。食べること、料理をすることが好きで、「一緒にご飯を食べると、一緒に生きている感じがする」と、食を通じたコミュニケーションを大切にしている。活動で参加者が手作り料理を持ち寄る際も「自己紹介より、誰が何を作ったかで名前を覚えてしまう」と微笑む。

 ○…「後悔したくない」と、これまで無我夢中で生きてきた。そこにはいつも、周りの人の支えがあった。だからこそ、「人とのつながりは、自分らしく生きていくことそのもの」と言い切る。団体では、子どもが料理や掃除術などを親や地域住民と一緒に学べる教室を考案。参加者同士が教え合うことで、「地域のつながり」を育んでいく。自身が理想とする「子どもが生き生きと暮らす町」を心に描きながら。

さがみはら中央区版の人物風土記最新6

東 正充(あずま まさみ)さん

相模原商工会議所青年部(相模原YEG)の第28代会長に就任した

東 正充(あずま まさみ)さん

南区在住 42歳

4月25日

中川 裕可里さん

機織り職人として活躍し、大島紬の継承に注力する

中川 裕可里さん

相模原在住 34歳

4月11日

伊藤 恵子さん

「Feel度Walk」と「知図」を子育てイベントや市との協働事業などで実践する

伊藤 恵子さん

中央区在住 38歳

4月4日

小池 優華さん

第77回全日本学生音楽コンクール全国大会フルート部門で第1位に輝いた

小池 優華さん

南区在住 16歳

3月21日

古今亭 佑輔さん(本名:高橋 友里恵)

3月2日に相模原市民会館で開催された寄席に出演し、若手落語家として活躍している

古今亭 佑輔さん(本名:高橋 友里恵)

相模原市在住 30歳

3月14日

佐藤 利章さん

10周年を迎えたNPO法人車椅子の会サイレントフットの会長を務める

佐藤 利章さん

南区在住 59歳

3月7日

相模原市のご葬儀

ニーズに応じた家族葬プランをご用意

https://ceremonyhouse.jp

<PR>

あっとほーむデスク

  • 4月6日0:00更新

  • 3月30日0:00更新

  • 3月23日0:00更新

さがみはら中央区版のあっとほーむデスク一覧へ

バックナンバー最新号:2024年4月25日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook