プロ・アマ問わず、市民が制作した応募作品の中から大賞を決める映像祭「東京ビデオフェスティバル2017」に、区内の高校に通う生徒の作品が入賞した。
受賞したのは、弥栄高校に通う齋藤佳憲さんの「愛するということ」、相模田名高校の生徒で組織される交通安全隊「STOP!!ながらスマホ」の2作品。39回目の今年は、6歳から85歳までが応募。全135作品から40作品が「TVF2017アワード」として表彰を受けた。
作品を通じて、講師と生徒の愛情物語を描いた齋藤さんは、制作工程を全て一人で手掛け、特に脚本の執筆に頭を悩ませたという。今後について、「将来は映画監督になり、ハリウッド映画の撮影をしたい」と意気込みを語った。一方、市が自転車事故の多発エリアであることを受けて発足された交通安全隊は、交通マナーの向上をテーマに制作。「撮影しているときは分からなかったが、完成作品を見てすごいと思った」と感想を話した。