相模原警察署は17日、田名こどもセンターでヤマト運輸と合同での災害対策訓練を行った。
熊本地震発生から1年が経過し行った訓練では、下校直後に大地震が発生したことを想定。同センターで遊ぶ児童約50人を安全に避難させるため、両者で情報共有や保護者への連絡経路の確認、センター職員へ向けた簡易担架の作り方の実演などを実施し、児童らはセンターから200mほど先の田名小学校の校庭まで避難誘導された。
相模原署は昨年、ヤマト運輸の他、佐川急便など物流業者と災害時の連携協定を調停。緊急交通路の設置訓練などを合同で行ってきたが、市内の公共施設でこの様な合同訓練を実施したのは初めて。相模原署の山縣一弘警部補は「東日本大震災の際には、多くの児童が亡くなった小学校がある一方で、正しい避難で被害がほとんどなかった小学校もあったと聞く。災害はいつくるかわからないので、今後もこういった取組は続けたい」と話す。
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