自然や人間の営みを見つめた記録映画やドキュメンタリー作品などを一堂に集めた上映会、第2回「さがみ人間未来フィルムフェスティバル」が4月30日(日)、杜のホールはしもと(緑区橋本)8階多目的室で開催される。主催はカメラマンや映画監督など、映像に携わり相模原市にゆかりのある有志からなる同実行委員会[能勢広実行委員長(47)、南区在住]。
映像カメラマンである能勢さんらが、上映施設や大がかりな映画祭が市内に少ないこと、劇映画に比べ記録映画が公開の機会に恵まれないことなどから、昨年立ち上げた映画祭。子ども、生き物、文化などを根底とした『人間賛歌』をテーマに掲げ、「明るい未来に向けて、前向きな気持ちになってもらえるような作品を取り揃えた」と能勢さんは話す。
今回は、昨年の緑区Shortフィルムフェスティバル大賞受賞作『青根っこ』(白井由貴子監督/2015年)や、第58回科学技術映像祭で文部科学大臣賞を受賞した『広島原爆 魂の撮影メモ 映画カメラマン鈴木喜代治の記した広島』(能勢広監督/2017年)など、全15作品の文化記録映画やドキュメンタリーなどが上映される。能勢さんは、「アニメなど子どもと保護者が一緒に楽しめる作品もある。幅広い世代に観てもらえたら」と話している。また今後は「少しずつ協力してくれる方を募り、相模原の映画祭として定着させていきたい」と展望を語った。
映画祭は午後1時開演、8時5分終了予定。当日券のみで大人500円、中学生以下無料、入退場自由。定員200人。問合せは【電話】042・777・5557能勢さん。
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