地元サッカークラブ・SC相模原は7日、相模原ギオンスタジアムでJ3リーグ第7節・アスルクラロ沼津戦に挑み、2対2で引き分けた。
SCはこの日、今季新加入のDF麦倉捺木選手を初先発で起用し、ホームでの連勝をめざした。試合は前半14分、左サイドを崩され先制される。失点後、SCは何度かシュートチャンスを迎えるが得点を奪えず前半を終える。
後半、SCは長身FWジョン・ガブリエル選手を投入。ジョン選手の高さを生かした攻撃を試みると、後半19分に麦倉選手のクロスをジョン選手が合わせて同点。その後は一進一退の攻防が続くが、後半アディショナルタイムに逆転を許す。残された時間は1、2分。敗戦ムードが漂う中、SCは底力を見せる。コーナーキックからジョン選手が再び合わせ、値千金の同点弾。そのまま試合終了の笛が響き、劇的な形で勝ち点1を掴みとった。