メイプルスポーツスタジオ(千代田/山内仁代表)のキッズチアチーム「レインボー」の講師・山田里菜さんが、このほどチアダンス競技の本場・アメリカで最高峰の大会といわれる全米チアダンス学生選手権に、玉川大学(東京都町田市)のダンスドリルチーム「JULIAS」のコーチとして出場し、チームを連覇に導いた。
今回の快挙について山田さんは、おごることなく「課題が増えた。次が見えた」ときっぱり。その頼もしい姿は同スタジオでも変わらない。「メイプルでは子どもたちの自主性を育むことに力を入れています」。チアダンスの経験がある大学生とは違い、同スタジオに通う子どもたちは「0(ゼロ)」からのスタート。チームでお互いに支え合い、「今、何をすれば良いのか」を常に自分たちで考えながら練習や大会に臨む姿勢を育てつつ、指導者によってその後の成長が変わることから、やるからには「本物を見せたい」と語る。まさに世界トップレベルのチアダンスを体現し、指導に生かしている山田さん。「大会で上位をめざせるチームにしたい」。笑顔とともにみなぎる熱意を見せた。