幕末に現在の上溝に生まれ、その後明治天皇付きの医師(侍医)として活躍した偉人・伊東方成の命日(5月2日)に合わせて4月29日、上溝公民館で俳句会が開催された。
伊東について地元の人に知ってもらう機会をつくろうと企画されたこの催し。当日は、俳句や郷土史の愛好家らおそよ20人が参加。伊東が幼少期に勉学に励んだ寺子屋の主宰者であり、上溝で初めて種痘を行った井上篤斎の碑がある宝光寺の見学も行った。
上溝の歴史を調査・研究している「上溝を学ぶ会」のメンバーである田口孝平さんによれば、地元では伊東についての認知度が低いという。伊東の周辺には上溝のまちの基盤をつくった偉人が多くいることから、「俳句会などを契機に伊東を知ってもらえれば、上溝についてもっと知ってもらうことにつながるのでは」と期待を寄せる。今後は7月に伊東の功績をまとめた展示会も行う予定。
|
<PR>
さがみはら中央区版のローカルニュース最新6件
|
|
新人にマナー研修4月21日 |
|
|
|