食肉公社跡地の有効活用として設立された「上溝さくら公園」で21日、「咢堂桜」植樹式が開催された。
「咢堂桜」とは日本を代表する政治家・尾崎行雄(咢堂)にちなみ名付けられたもので、「尾崎行雄を全国に発信する会」では、1912年に尾崎が東京市長を務めていた際に、日米友好の証としてワシントンのポントマック河畔に寄贈した桜の木から採取された穂木をもとに育成された苗木4種32本を市内各地に植樹する取り組みを行っており、今回の植樹はその一環。8種の桜が植えられており、1年を通して様々な花が楽しめる同公園に、新たに「フゲンゾウ」と「カンザン」2種が植樹された。
植樹式当日はあいにくの空模様となったものの、小山秋彦区長をはじめ多くの関係者が出席。上溝地区自治会連合会の小林充明会長はあいさつで「これを機に、桜とともに公園に愛着を持ってもらえれば」と話し、同公園がさらに認知・利用されることに期待を込めた。
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