小学生力士が集い競う「神奈川県民ジュニア大会兼関東小学生優勝大会神奈川県予選会」が6月11日、川崎市内で行われ、区内田名塩田在住の佐々木威風(いふう)君が小学4年生以下の部で優勝した。決勝では、15kg近く体重差があるライバルを得意の上手出し投げで下し、頂点に輝いた。
威風君が相撲をはじめたのは、元力士の父と相撲に打ち込む兄の影響から。県大会で準優勝に輝きメディアに取り上げられる中学生の兄・主税(ちから)君の背中を見て、「僕も大きな大会で優勝したい」と稽古を続けてきたという。威風君の現在の体格は140cm40kgと小学生力士としては決して大きくはないが、週2回の道場通い、公園での自主練習と努力を続けてきた。
威風君は今回の優勝を受け、8月27日に成田市(千葉)で行われる同大会関東大会に出場予定。大会に向けて「できれば優勝。4位以内には絶対に入って全国大会で結果を出すためにがんばりたいです」と意気込み、将来は「お兄ちゃんに勝ちたい。あと、いつかは本気のお父さんとぶつかってみたいなと思います」と笑顔を見せた。
|
<PR>
さがみはら中央区版のローカルニュース最新6件
|
|
|
|
|
|