区内の保育所主催による参加型イベント「さがみっこ保育フェスタ」が9月、あじさい会館(中央区富士見6の1の20)を会場に区内で初めて開催される。同フェスタでは各種模擬店や親子制作教室などの催しのほか、保育士や市職員による相談コーナーを設置。イベントを通じ、小規模(認可)保育所の魅力などについて広く市民に周知したい考えだ。
小規模保育所とは、子育て支援を推進するため2015年度に始まった国の「子ども・子育て支援新制度」の事業の一つ。認可保育園に対して定員は6〜19人と小規模で、対象年齢は0〜2歳。新制度により市町村の認可事業となったことから、小規模保育所拡充による待機児童問題の解消に期待が寄せられている。
こうした中、区内の各園では、小規模保育所の制度や魅力についてより市民に周知できないかと、各園参加の合同説明会を企画。ただ、過去に開催した説明会のみの事業では成果が得られにくかったことから、親子を中心に楽しめる催しを取り入れた参加型のイベントにしようと区内11園が実行委員会を組織。相模原市の後援も受けて今回の保育フェスタ開催にこぎつけた。市内では南区で同様のイベントが行われている例があるが、中央区内での実施は今回が初となる。
模擬店や相談コーナー
フェスタ当日は各園による「ヨーヨーつり」や「宝探し」「お魚つり」など趣向を凝らした模擬店のほか、日頃の保育内容を垣間見れる「手遊び・パネルシアター」「親子制作教室」などを開催。各園のパンフレットも用意されるほか、保育士や市の職員らが小規模保育所の制度や現状などについて応える相談コーナーが設けられる。自身も小規模保育所を運営する実行委員会委員長の林道明さんは「多くの方に足を運んで頂き、楽しみながら小規模保育所について知って頂ければ」と話している。
同フェスタは9月24日(日)午前10時から午後3時、あじさい会館6階第1・2展示場で行われる。参加無料。詳細・問合せは林さん【電話】042・707・8388へ。
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