ともに生きる社会づくりを目指して県が主催した「かながわパラスポーツフェスタ2017」が26日、市立総合体育館で行われた。市内では初の開催。
当日はリオ・パラリンピック車いすテニス日本代表チームの中澤吉裕監督が講演。「私は車いすテニスの指導者ですが、意識してパラスポーツを選んだのではなく、テニス仲間が車いすに乗っていただけのこと。関わることで興味がわき、自分の輪も広がっていく。皆さんもまず、パラスポーツを見て感じてほしい」と来場者に語りかけた。
リオ大会の車いすテニス女子ダブルスで4位に入賞した二條実穂選手らパラリンピアンを招いたトークショー、車椅子バスケットボールや盲人マラソンの体験コーナーも開催。二條選手は「パラスポーツを知ってもらえる機会は貴重。増えていってほしい」と話した。