現在運用が進められている小惑星探査機「はやぶさ2」プロジェクトを利用したアウトリーチ(研究や収集した情報の公開活動)や教育活動を行う個人・団体の事業者を集めて23日、市立博物館でJAXA「はやぶさ2」プロジ会がェクト主催による意見交換初めて開催された。
この会合は、各事業者が「はやぶさ2」に関する情報を発信する際に受け手が受け取りやすい方法や、アウトリーチなどの活動をする際に特に必要とされる情報などを同プロジェクトのメンバーが活動の当事者である事業者から探るのを目的に実施。市内外から約60の事業者が集まった。
会合では各事業者が壇上に立ち、進めている活動の報告に加え、今後「はやぶさ2」を利用し、活動を拡大させていく上での課題や問題点を指摘。参加者も質疑応答で積極的に発言するなど活発な議論が展開された。中には愛知県武豊町から駆けつけた事業者や、ネット中継を結んで兵庫県から参加した事業者もおり、「はやぶさ2」への関心の高さが伺えた。
JAXAの吉川真「はやぶさ2」ミッションマネージャは会合について「想像以上に関心が高く、(事業者の)期待を強く感じた。出された意見や現状を整理し、我々がどう対応できるのか検討したい。皆さんの要望に応えられるように情報を発信していければ」とし、今後への意気込みを示した。
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