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手製パンで地産地消貢献 中央支援学校が製造・販売

社会

公開:2017年10月5日

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人気商品の一つ「ピザパン」の製造に取り組む生徒
人気商品の一つ「ピザパン」の製造に取り組む生徒

 県立相模原中央支援学校(高根)はこのほど、市内で生産された農畜産物を使用した商品を提供する飲食店「さがみはらのめぐみ」の取扱店として同校の登録を申請し、相模原市とJA相模原市などで組織される「さがみはら農産物ブランド協議会」より認可を受けた。学校として登録されるのは市内で初めてだという。

 「さがみはらのめぐみ」とは、市内産の農畜産物を知ってもらい、地産地消を促進しようと公募によって決定した市内産農畜産物の呼称。現在、この「さがみはらのめぐみ」を提供する飲食店として登録されている店舗は、同校を含め37店舗ある。

 同校は、高等部の「作業」の授業の一環で、地産地消について知る機会にしようと、市内産の農畜産物を具材として使用したパンを製造し販売していることから、認可を受けた。

 この「作業」の授業では、生徒たちが食品加工班、流通班、受注班、環境整備班に分かれパン・菓子の製造・販売に取り組んでいる。主に食品加工班が約60から70種類のパンの成形や袋詰めなどの作業を担当。流通班が同校の昇降口で定期的に販売するほか、市内のイベント会場や保育園、市立博物館の職員などに販売を行っている。

 同校の中村愛教諭は、「今回の『さがみはらのめぐみ』取扱店登録を機に、中央支援学校の存在や学校に通う生徒のことを知ってもらうきっかけになればと思っている。そして、後に学校を卒業した生徒が出ていく地域とのつながりを育むことにつながれば」と話している。同校での次回のパンの販売は、10月5日(木)と6日(金)。両日とも午後1時45分から2時20分と、3時から3時30分の2回。一般の人も購入することができる。

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