記者が見た、聞いた、感じた、を伝える あっとほーむデスク 10月12日0:00更新
最近、ある本で目にした「60%」という数字に目が留まった。この数字は市内に占める山林の割合だ。緑区を中心に山林が多いことは実感していたが、いざ数字で示されると不思議な感覚だった。そんな広大な山々も手を加えなければ朽ちていってしまう。森を守る林業の現場では高齢化が進み、後継者育成が課題となっているという。旧相模原市で暮らす若者はそもそも津久井や藤野に行ったことがないという話もよく聞く。まずは自然の素晴らしさを伝えることから始まるのかもしれない。 (K)